こんにちは、舘林です。
歯科医師が患者様に守っていただきたいマナーというのが、ある雑誌に掲載されていました。
読んでいて「化粧は薄めに」とか「当日キャンセルは控えて」といったものはスッと胸に入ってきましたが、二つほど(?)が浮かんだ項目があったのでご紹介します。
一つは「治療中は顔や舌を動かさないで」というもの。
特にお年を召した方にはじっとしなければいけない状況で、勝手に動いてしまう不随意運動が舌にあらわれる事があり、これはマナー違反にはあたりません。
鎮静法を併用するなど、むしろここは歯科医師側が機転を利かせて対処すべきところだと思います。
そしてもう一つは「予約は守って」。
これは病院側が患者さんに望むだけでなく、患者さん側が病院側に望む事柄でもあります。
病院にかぎらずせっかく予約をとって来たものの、長く待たされたり、度々だったりすると、「何のための予約か」と不快になる時は私自身にもあります。
そこでここはひとつお互い様ということで、時間通りにご案内できない時はできるだけ早めに少しお待ちいただく旨をお伝えする、そして患者様も遅れる場合は早めにお電話なりをして頂くということで、お互い禍根(?)を遺さずに済むではないでしょうか。
そもそも歯科治療なんて気持ちのいいものではありませんので、双方向の思いやりで気分を少しでもいい方向にもっていけたらなぁ、と思う次第であります。