抜歯即時埋入・即時負荷インプラント
抜歯後は時間経過と共に、抜歯窩(歯を抜いた部分)に痛みが生じます。食べ物のカスなども詰まりやすくなり、抜歯窩を清潔に保つことが難しくなります。さらに期間が経ってしまうと、あごの骨が吸収される可能性が考えられます。
抜歯即時埋入では、抜歯した箇所にすぐインプラントを埋入するので再度歯茎を切開する必要がなく、骨の吸収が進まないうちに手術を済ませられます。
メリットの多い手術方法ですが、患者様の口腔内や身体状況が良好なことに加え、執刀医の技術と診断能力が必要となります。
抜歯即時負荷インプラントのメリット
・1回の手術で身体への負担が軽減される
・通常の手術に比べて治療期間が短く回復も早い
抜歯後の状態
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抜歯
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穴が開いてしまう
(痛みを伴う) -
治療とともに
骨が吸収してしまう
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抜歯
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抜歯と同時に
インプラント埋入 -
即時負荷なら
噛むことができます
【抜歯の検討】
天然歯を抜きたくないのは、誰もが思われることかと思います。
しかし、すでにグラグラ揺れたり歯根が割れてしまっていると、いずれ抜けてしまう可能性が高くなります。
そういった状態の歯を残すことは、あごの骨が吸収されたり悪影響をおよぼす場合があります。
口腔内の状態や将来的な展望を視野に入れ、できる限り歯を残す方向で検討しますが、ケースにより抜歯即時負荷インプラントをおすすめする場合があります 。