サイナスリフト
上あごの骨が少ない場合もサイナスリフトでインプラントが可能です。
サイナスリフト (上顎洞底挙上術)上顎歯槽骨が薄く上顎洞が低い位置にある場合、上顎洞低を押し上げて骨を填入し歯槽骨幅を確保します。
サイナスリフト術式(サイナスリフト1回法の場合)
上顎左側部インプラント埋入+サイナスリフト術(顎模型使用)
歯肉を切開する。
歯肉を剥離し、上顎骨前壁が見える状態にする。
骨に穴を開ける。
※骨と上顎洞(サイナス)との間には、シュナイダー膜という膜があり、それを破らないように細心の注意を払いながら削っていきます。
骨を上顎洞側に押し込んでいく。
シュナイダー膜を破らないように注意深く持ち上げ、
骨を上顎洞側に押し込んでいく。
シュナイダー膜を破らないように注意深く持ち上げ、
骨を上顎洞側に押し込んでいく。
インプラントを埋入。
インプラント先端部の骨が足りず、飛び出している状態がわかります。
開けた穴より自家骨を填入する膜を押し上げながら、インプラントを埋入します。
開けた穴より自家骨を填入する膜を押し上げながら、インプラントを埋入します。
※自家骨とは骨を削った際に出たものや、骨の充分ある別の部位より集めたもの。
充分な骨が充填されました。
開けた穴を特殊な膜で塞ぎ、歯肉を縫合します。
縫合終了。
※サイナスリフト後に数ヶ月の治癒期間を置き、改めて埋入手術をする2回法の場合もあります。