こんにちは、舘林です。
『遊ぼう』っていうと『遊ぼう』っていう。『ばか』っていうと『ばか』っていう。『もう遊ばない』っていうと『遊ばない』っていう。そうして、あとでさみしくなって、『ごめんね』っていうと『ごめんね』っていう。こだまでしょうか、いいえ、だれでも…。
明治生まれの詩人、金子みすゞの作品「こだまでしょうか」。
この詩を聞くと、5年前の東日本大震災を思い出される方は多いのではないでしょうか
震災直後から数日間、一部CMはACジャパンの公共広告に差し替えられました。数パターン有ったその公共広告の一つで、この詩が朗読されるのでした。
刻々と被災地の状況が映像等で明らかになるのに加えて、一般CMが制限されているという事態に、えも言われぬ不安に陥ったことを思い出します。
被災地以外では、震災の記憶は風化しつつ有ると言っていいでしょう。
しかし仮設住宅の耐用年数は2年とのことですが、5年を経た今もそこに暮らす多くの人がいます。
どうか末永いご支援を…。
被災県出身の私から、今日はお願いを申し上げます。