歯科矯正というと子供が対象と思いがちだが、成人になって歯並びを気にされ、治療を始める方は結構多い。
一方で、歯の表面に装置を貼り付け細いワイヤー通してする矯正治療は、つい人の目を気にしてしまう。
そこで考えられたのが透明な薄いプラスチックのマウスピース型矯正治療「インビザライン・システム」、アメリカで1999年頃より普及しはじめた。
2003年のロサンゼルスで開催された国際歯科大会でその手法を学び、翌年私どもの医院に導入した。
臨床応用して9年、実績を重ねる中で、私も自身の歯列矯正でその有用性を経験している。
歯の移動に合わせてマウスピースを2週毎に交換し、20~48週(約1年)で終了となる。
その後、後戻りを防ぐ期間が半年から1年ほど必要だが、話をしたり、人の目が気になるような場面では取り外せるというのが良い。
ワイヤーを使う従来の方法より歯や歯肉の手入れがしやすいのも、大きな利点の一つだ。
このような方法での成人矯正に興味がお有りの方は、毎週水・土曜日に矯正専門医・山﨑でご予約下さい。