このNHKのニュースには驚いた。
東京医科歯科大学が一昨年、埼玉県内の小学1年生から中学3年生までの349人を対象に、甘みや苦味など、基本となる4つの味覚を調査したところ、1つでも認識できなかった子供が107人、31%にも上ること発表した。
味覚認識が乏しかった子供は、ジュースを毎日飲んでいたり、野菜の摂取が少なかったり、ファーストフードなどの加工食品を好む傾向があったと報告している。
また味の濃いものを好むことも味覚の低下に繋がる可能性があり、食生活の乱れや生活習慣病に発展する恐れもあるとしている。
子どもたちの味覚を育てる必要があるとしていた。
子供のこういった由々しき事態は、まさに大人たちの責任である。
私も歯科医という立場柄、例えば「食育」の概念などを取り入れながら、積極的に子供の味覚を育んでいこうと思う。