ベルリンで講演・発表をしてきたわけですが、ドイツ国内の各都市において、気候や気質がずいぶんと違うように感じました。
まずはベルリン。
1月後半ということもあり、とても寒く川まで
凍っていました。
ここで講演会が開催されましたが、全体的に
時間にとても正確。
オープニングセレモニーなども
大変「かたく」格式ばったものでした。
次に訪れた都市が、フランクフルト。
ドイツ中央に位置します。
街は少し明るいイメージ。
時間にルーズで、ドイツの鉄道も遅れ気味で
す。
フランクフルトソーセージを中心に
料理が大変美味しいです。
もう少し南に、シュトゥットガルト。
メルセデスベンツを中心とした、自動車中
心の町。
気温も少し暖かく、料理も美味しく野菜も豊富。
ファッションにも敏感で、スタイル・デザインに
も気を使った町並み。
最近のドイツ車の垢抜けたデザインも、ここから始まっているのかと、感じ取ることができます。
このように、質実剛健のベルリン。
「実」を取ったフランクフルト。
スマートなシュトゥットガルト。
ドイツ人の顔や表情にも、表れていると思いました。
今回の発表はベルリンで行ったため、非常に張り詰めた雰囲気の中で行われ、発表する日本人の8人が一丸となり、いわゆるオリンピックでの日本チームのようなまとまりがあったと思います。
ベルリンのような、きっちりとした雰囲気での発表、皆さんの胸にしっかりとその重みを刻むことができたと思います。
皆さんも旅先では、日本に居る時には感じられない面白さ。
その町の表情を、それぞれで感じておられるのではないでしょうか。