誤嚥性肺炎と歯周病 投稿日:2013/11/25 誤嚥性肺炎とは、唾液や食べ物が本来の食道ではなく、誤って気管に垂れ込んだために起こる肺炎である。咳をすることで気管への侵入を防ぐわけだが、高齢になるとこの咳反射が鈍くなる。そして細菌が唾液や食べ物と一緒に気管を通って肺に入り込み、免疫が衰えていると肺炎の発症につながってしまうのだ。誤嚥性肺炎の原因となる細菌の多くは、歯周病菌であると言われる。そういったわけで予防法の一つとして、歯周病のコントロールが重要になってくる。ご高齢ではなおさら、歯周病対策をしっかりと講じていただきたい。 author:カテゴリ:一般歯科関連 next prev