私のインプラントの師匠 小宮山彌太郎 先生(東京歯科大学臨床教授)が、約25年前から講習会等で紹介されている言葉である。
もともとは故 土門拳さん(写真家、山形県酒井市名誉市民)のお言葉。
氏は「本物に出会いなさい。モノには本物とそうでないモノのふたつしかない。本物を見に行こう。」と女優の浜美枝さんをはじめ、いろいろな人に語っていたそうだ。
後に浜美枝さんは映画「007シリーズ」のボンドガールに抜擢された。
この言葉に触発されるように、私も出来るだけ本物を見に行くようにしている。
例えば「エジプトの秘宝 ツタンカーメン展」。
現地に行くことはなかなか難しいが、2012年に大阪で開催された際は、本物の輝きに感銘を受けた。
せっかく京都や奈良に近いので、長い歴史を持つ社寺仏閣も訪ねて回った。
今、近場で本物を間近にできるチャンスは「特別展 ボストン美術館 日本芸術の至宝」。
6月16日までなので、興味がお有りの方は大阪市立美術館へお急ぎを。
本物に出会って何を感じるか…。
人それぞれと思うが、私は大きな「力」をもらっているように感じる。