こんにちは、舘林です。
以前、当ブログで低血糖アラート犬「ピート君」のことを紹介いたしましたが、今度はオーストリアの共同研究チームが、犬には肺がん患者を嗅ぎ当てる高い能力があることを発表しました。
その識別率はなんと70% !
となると今度は「肺がんアラート犬」の登場かと思いきや、最終適な目標は病院に犬を配置することではなく、犬が検知している臭いを突き止めることなのだそうです。
ちょっと残念…。
この臭いの元が分かれば将来的に「電子鼻」ともいうべき機器の開発が可能になり、肺がんの早期発見、ひいては患者の生存率の劇的な向上につながるとしております。
今回は犬の臨床応用ではなかったので「恐るべし、犬たち(第2弾)」とは行きませんでしたが、犬の潜在能力ってやっぱり恐るべし、です。
歯科の領域では、歯周病にかかると口臭が強くなるので、わざわざ犬の力を借りるまでもなく診断がつきます。
口臭を指摘されたら早めの受診をおすすめ致します。