最近、全顎治療をされる方が増えてきている。
50代後半から60代後半くらいの方々。
上もしくは下は歯はかなり残っているのだが、全て歯槽膿漏(歯周病)によって揺れてきている方が多い。
特に最近、50代後半になり体質もしくはホルモンバランスが変わり、唾液が多くサラサラの状態から、少なくなって粘り気のある状態へと変化した患者さんが歯槽膿漏(歯周病)になられ、この夏場に歯を悪くされている方が増えているからかもしれない。
本日も昨日も先週末にも、上顎に残っている全ての歯を抜いて、分散して6本のインプラントを埋入し、その日のうちに固定式の仮歯を入れさせていただいた。
皆さんの術後の感想は異口同音に「寝ている間、知らない内に終わった。痛みはほとんど感じなかった。現在(帰宅前)綺麗な固定式の仮歯が入っていることが信じられない。」とおっしゃられた。
痛み止めを飲まれるにしても、手術をしたその日に1回だけの方が多く、次回来院(約1週間後)の糸取り時には、食事も普通に取られている方が多い。
私どもは、より患者さんに時間と痛みの負担を少なく、という考えの下に治療をさせて頂いています。