50代女性。
上下の奥歯が無く、数年前から上下取り外しの入れ歯を使っておられる。
「最近、お友達と一緒に食事が出来ない。
食事中に何度も入れ歯をはずして、歯ぐきの間に挟まった物を取らないと痛くて噛めない。」
と、ご相談にお越しになった。
「インプラントにすれば取り外さなくても済むよ、と友人から聞きましたが本当ですか?」
と質問されたので、私はお答えしました。
「41歳の時に奥歯の歯をなくし、奥歯に入れ歯を入れました。
入れ歯はものが挟まり食事がしづらかったので、42歳のときにインプラント手術をしました。
今、14年経っています。
この14年間、以前は歯が無かった事を忘れています。
100%自分の歯のようにとはいきませんが、食事中は歯の事を忘れていす。」
患者さんは、その言葉だけで笑顔になられた。
手術をさせて頂いて、本当の笑顔を取り戻されることを願う。