最近、京都に出かけ料理を頂く機会が何度かあった。
京懐石の技と心の深さに、改めて驚き感心した。
そのお店において、もちろん主役は料理であるが、その料理を取り囲む空間や設えも、大きな要素だと思う。
そして、茶道や華道に通じること。
「建仁寺祇園丸山」「草喰なかひがし」
「祇園さ々木」「嵐山吉兆」「菊乃井」
全てのご主人の料理に、個性・感性・知識があり、その技や心が生かされていて感動させられた。
そして、それぞれに素晴らしい弟子や後輩、後継ぎを厳しく育てておられるのに感心した。
歯科治療も京料理と同じく、技や心が生かされ、初めて患者さんに感動や笑顔が得られるもの。
本当に見習いたいものだ。