先日は徳島で講演のついでに、鳴門市にある大塚国立美術館に行ってきました。
そこには世界の有名な絵や壁画等、約1000余点が展示されています。
それは陶板による非常に美しい模倣画で、日本の技術により本物と見分けのつかない程、きれいに仕上がっていました。
陶板は2000年に以上に渡って、そのままの色と姿を残すことができるので、これからも文化財の記録保持のあり方に、大いに貢献するものと考えられているそうです。
何よりも綺麗だったのは、スクロヴェーニ礼拝堂壁画/パドヴァ イタリアと、システィーナ礼拝堂壁画/ヴァティカンでありました。
模倣のレベルは少し違うかもしれませんが、我々の仕事も天然歯を陶器に置換えて、長く何年にも渡って人の口の中で機能させ続ける仕事。
日本の歯科の技術が世界最先端。
大塚国立美術館・大塚オーミ陶業株式会社の、技術があったからこそ実現できた美術館。
我々歯科医師の仕事の、陶器製作をする特殊技巧所の技術に感謝をする。