最近、海外の方(欧米人)を手術する機会が増えている。
本日は、欧米の方の下顎臼歯部を手術させて頂いた。
何かが日本人と違う。
よく見てみると、日本人と違って下顎のアーチが深い。
前後に長い。
口の大きさはほとんど同じ。
ですので、奥がよく見えないというデメリットがある。
一般的に麻酔のきれる速度が速い。
多分、分解酵素が多いのだと思う。
欧米人にアルコールが強い人が多いのも、この為かもしれない。
手術で言うと、奥の方が見えづらい、麻酔のきれるという事である。
日本人は顎の前後の径が短いために、手術時に奥が見えやすい(ただし補綴力学的には好ましくないが)麻酔がかけやすいというメリットを再認識した。