歯を失ってしまった方にとって、インプラント治療は自然な歯に近い見た目と、機能を取り戻せる治療法として注目されています。
しかし、「インプラント治療にかかる期間はどれくらい？」「手術は怖い？」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、インプラント治療の期間について解説し、治療を検討される方の不安が少なくなることを目的にしております。
以下、インプラント治療の流れ・治療期間に影響を与える要素など、インプラント治療を受ける際に知っておきたい情報を詳しくご紹介します。
■インプラント治療とは？
インプラント治療は、失われた歯の根の部分を人工の歯根（インプラント）で補い、その上に人工の歯（補綴物）を装着する治療法です。
天然の歯と同様に噛むことができ見た目も自然なため、大阪インプラントでは多くの患者さまに治療方法としてお選び頂いてきました。
■インプラント治療の期間は？
インプラント治療の期間は、患者さまの状態や治療計画によって大きく異なりますが、一般的には数ヶ月から1年程度かかります。
■治療期間が長くなる理由
骨の状態：あごの骨が薄い場合や骨の密度が低い場合は、骨を増やすための手術が必要になることがあります。
歯周病の状態：歯周病が進行している場合は歯周病の治療を優先し、その後インプラント治療を行う必要があります。
インプラントの本数：複数の歯をインプラントで補う場合、治療期間が長くなる傾向があります。
合併症：手術後の感染やインプラント周囲炎などの合併症が発生した場合、治療期間が延びる可能性があります。
■治療の流れと各段階の治療期間/目安
検査・診断：口腔内の状態を詳しく検査し治療計画を立てます。（数日～）
歯周病治療：必要に応じて歯周病治療を行います。（数ヶ月～）
インプラント埋入手術：あごの骨にインプラントを埋め込みます。（約30分～1時間）
骨結合：インプラントと骨がしっかりと結合するまで待ちます。（約3ヶ月～6ヶ月）
アバットメント装着：インプラントの上にアバットメントと呼ばれる部品を装着します。（約1時間）
人工歯装着：アバットメントの上に人工の歯を装着します。（約1時間）
Q：治療期間を短縮する方法はあるの？
A：治療期間を短縮したいという方もいらっしゃるでしょう。しかし、安易に治療期間を短縮することは、治療の成功率を下げる可能性があります。インプラント治療は、慎重な計画と丁寧な治療を行うことが大切です。
大阪インプラントでは、無理なインプラント治療期間短縮は避けつつ、可能な限り患者様のご希望に沿うような、カウンセリング・治療計画立案を心掛けております。
■インプラント治療のメリット・デメリット
メリット
・自然な見た目と機能：天然の歯と同様に噛むことができ、見た目も自然です。
・耐久性が高い：正しいケアを行えば、長期間使用できます。
・ブリッジや入れ歯と比べて残りの歯への負担が少ない：自分の歯を削る必要がありません。
デメリット
・治療費が高額になる：保険適用外のため全額自己負担となります。
・手術が必要：手術に伴う痛みや腫れなどが発生する可能性があります。
・一定の治療期間が必要：数ヶ月から1年程度の治療期間が必要です。
■まとめ
インプラント治療の期間は、患者様の状態や治療計画によって異なります。
治療期間を短縮したい場合は、無理のない範囲で歯科医師と相談することが大切です。
大阪インプラントでは、患者様の口腔内の状況やライフスタイルに関わるご希望までを、無料カウンセリング時に詳細をお聞きしながら、最適と考えられる治療方法やスケジュールをご提案しております。
この記事が、インプラント治療に対する理解を深める一助となれば幸いです。