こんにちは、舘林です。
すっかり馴染んだ「ジェネリック医薬品」という言葉。
テレビでもタレントさんが「私は、ジェネリック!」と仰っております。
ですがこのジェネリックについて、いろいろな声が寄せられています。
「変更した途端、薬疹が出た」
「以前のような効果が得られない」
「今まではなかったのに吐き気がする」
などなど。
成分は同じなのに、不思議ですね。
以前に当ブログでも書きましたが、薬の特許には「物質特許」「製法特許」「製造特許」などがあり、「物質特許」が切れればジェネリックを製造販売出来る仕組みになっています。
ただし、「製法特許」「製造特許」が生きていると、メーカー独自の方法で製薬しなくてはならず、このため先発薬との違いが生じる可能性が出てきます。
医療費削減のためにも、「私は、ジェネリック!」という選択は正しいと思います。
が、変更後は薬効や副作用など経過をじっくり観察し、好ましくないことがあれば、すぐに主治医に要相談です。