こんにちは、舘林です。
年に何名か、ご出産で離職される女性スタッフがいらっしゃいます。
少しさみしいですが大変おめでたいことなので、元気な子を産んでね!良いおかんになってね!と笑顔で送ります。
そこで今日は子供とタバコのお話をしたいと思います。
同居する家族に喫煙者がいる乳児では、3歳時点での虫歯保有率が高いことが、京都大学の田中司朗先生らによって明らかにされました。
2004年から2010年に神戸で出生し、市の乳幼児健診を受診していて、生後4カ月時点の世帯の喫煙状況が把握できている小児7万6920人を対象に分析を実施。
3歳児の虫歯保有率は全体では18.0%で、4カ月時点で「喫煙者なし群」は14.0%と低く、「受動喫煙あり群」は27.6%と高い数値が示されました。
「いやいやうちはホタル族だから大丈夫」という声が聞こえそうですが、小児の前では喫煙しない「小児前喫煙なし群」でも20%という高い数字でした。
受動喫煙がある小児では、唾液中の免疫グロブリンが低下し、虫歯菌の凝集を促進し歯垢と虫歯の形成を引き起こすシアル酸の濃度が上昇しているという報告もあります。
罪ない子供にも健康被害がおよぶ上こういった資料を突きつけられたからには、授かる可能性のある方々はタバコをすぐさま止めなさい!と言いたいところですが我が子が幼き頃、私は「小児前喫煙なし群」の人間だったので、偉そうなことは言えません(ToT)。
倅たちごめんね…、君たちがこれまで虫歯知らずなのは父ではなく、歯の神様のおかげなのでした。