こんにちは、舘林です。
今年もいろいろなものに出会い、楽しませてもらいました(時間の無駄だったものもあったけど)。
例年、私的傑作選を発表させていただいていますので、今年もやります。
まずは映画部門。
今年はハズレ年だったような気がします。
そんな中でも見応えがあったのが「レヴェナント 蘇りし者」:主演 ディカプリオ。
昔の「生きる」と今の「生きる」とでは、過酷さの点ではるかに次元が違いますね。
続いては書籍部門。
「封印」:黒川博行。
今年は黒澤作品を多く拝読いたしました。
関西が舞台のことが多く、私の実際の住まいの近所にすごくワルいヤツがいる設定になっていたりして、物語に入り込めました。
ヤクザや警察、遊技場関係、宗教法人の裏側を勉強させていただきました(私の生活環境では何の足しにもなりませんが…)。
最後、マンガ部門は「ヒメアノ~ル」:古谷実。
これはV6森田くんが主演を努めた映画版を先に見て、その世界観が興味深くて読みましたが、原作のほうが悲壮でした。
映画での救い(?)の言葉「おかあさん、麦茶二つ、持ってきて~」はありませんでした。
とまあこんな感じで明るめの作品はありませんでしたが、これは今年の精神状態を反映した結果なのでしょうか。
来年は爽やかな作品に身を委ねられる年にしたいものです。