こんにちは、舘林です。
16年リオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねて行われた昨日の福岡国際マラソン、“最強市民ランナー”川内優輝選手は2時間12分48秒で日本人4番手の8位に終わり、リオ五輪出場は絶望的となってしまいました。
実業団に所属せず、公務員とトップランナーの二足のワラジで頑張っていらっしゃる姿は度々テレビでも取り上げられ、私も社会人として元気づけられもしました。
ですので、今回の結果はとても残念でなりません。
ところで先日お亡くなりになられた「ゲゲゲの鬼太郎」等の作者で知られる水木しげるさんが、幸福の7箇条なるものを残されていますが、その第5箇条目はこういうものでした。
‐努力は人を裏切ると心得よ‐
…もはや禅の世界観です。
努力したのだから是非報われてほしいと考える俗な私には、すんなりとは入ってこない言葉です。
でももしこんな風に考えることができたら、結果を期待し過ぎることが無くなる分、努力はずっとしやすくなるような気もします。
人様のもので申し訳ありませんが、川内選手にこの言葉を捧げます。
東京で会いましょう。
そして私も来年あたりから努力を楽しめるような人間になって、そして静かに老境に入って行きたいと思います。