こんにちは、舘林です。
パフォーマンス向上を目的に、噛み合わせなどを定期的にチェックしに来られるプロスポーツ選手がいらっしゃいます。
ですので、すべてのトップアスリートは口腔内の管理に大きな関心を払っている、と思っていました。
ところがっ!
英国でプレーするプロサッカー選手の4割近くが虫歯を持っており、場合によってはピッチ上でのパフォーマンスに影響が出るほど深刻なことが最新の研究で明らかになりました。
ロンドン大学イーストマン歯科研究所のチームが、イングランド・プレミアリーグのハル・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、サウザンプトン、スウォンジー・シティ、ウェストハムなどの選手187人を対象に調査を行った結果、全体の37%の選手に進行中の虫歯が見つかり、80%の選手に歯周病があり、5%の割合で歯茎のダメージが元に戻せない状態だったそうです。
歯茎のダメージが元に戻せない状態…、それがどんな状態なのか容易に想像することが出来ませんが、明らかにパフォーマンスは落ちていそうです。
サッカーに限らず世界のトップアスリートの活躍には胸が踊り、手に汗を握ります。
なのでどうかパフォーマンスを落とすことはしないで欲しい。
というか歯を直してパフォーマンスを上げてほしい。
選手獲得には巨額を投じるのに対し、歯科医師をチームスタッフとして抱えているクラブはほとんどなかったそうで、「プロサッカー選手の口腔衛生を向上させる有効な戦略が、早急に求められている」と記事は締めくくられていましたが、それってやっぱり啓蒙というか、教育なんだと思います。
教育…、大切ですね。
ところでJは大丈夫か?