60代女性の患者さんが、インプラント初診相談に来られた。
海外の生活が長く、歯に非常に気をつかっておられていた。
現在は学校の講師をされておられる。
上顎右側67の歯が無く、その歯は先週抜け落ちたそうで、上顎左側6番の歯もグラグラしている。
上顎3本のインプラント手術を希望され、4月上旬から授業が始まるので3月中に治療して頂きたいと。
パノラマレントゲンを見ると両臼歯部とも骨の量が少なく、上顎洞挙上術を併用し同時埋入になる予定である。本日、血液検査、心電図、上顎骨のCT撮影、手術後の仮歯の型取り、そしてプロフェッショナルクリーニング、ブラッシング指導を行い帰っていただいた。
下顎右側6番の歯周病も進行しているので、上顎インプラント埋入時に歯周病改善手術(Flap Ope)を行う予定である。
後に右下6番が保存不可能の場合は、右下8番を移殖歯として使用し、トランスプランテーション(移殖術)を行わなければいけないかもしれないと、お伝えしている。
検査が終わった1週間後に、上顎洞挙上術と同時1次手術をする予定である。