こんにちは、舘林です。
健康保険が適用される禁煙治療を受けるためには、いくつか要件を満たさなければいけません。
その一つに「ブリンクマン指数」というのがあります。
これは一日の平均喫煙本数と喫煙年数を掛けたもので、この数値が200位上でなければ保健は適用されません。
今は吸ってはいませんが、過去の私で計算すると大体400といったところ…。
実は「ブリンクマン指数」が保健の禁煙治療を進めるにあたって、一つネックにもなっていました。
何故か?
未成年ではその喫煙歴の短さから、200を超えることが難しいからです。
16歳から一日20本吸っていた19歳の青年が禁煙しようと病院に駆け込んでも、指数はわずか60しかありませんので保険適用外です。
このほど岡山県が、2015年度からこういった若者らを対象に、治療費の一部を助成する方針を発表しました。
未成年の利用も認める考えで、県は「この事業を3年間は継続し、若者が早期に喫煙習慣を絶てるようサポートしたい」としています。
素晴らしいです、岡山県!
どっぷり浸かってしまう前に手を差し伸べることが大切です。
このような気運が他の自治体にも広まることを、切に願います。