日毎に秋めいてまいりました、こんにちは、舘林です。
少々古い話ですが、日本医師会が2012年に医師に対しておこなった喫煙意識調査結果によると、喫煙率は男性医師12.5%、女性医師2.9%で、調査を開始した2000年での男性医師27.1%、女性医師6.8%と比べると明らかに減少していました。
ただし、勤務状況や生活習慣などにより、喫煙率には差が見られ、喫煙率を高める要因は、「男性、60歳代、月4回以上の当直、毎日の飲酒週間、運動習慣がないこと」だったそうです。
2000年というと、今でこそ当たり前の「病院敷地内禁煙」とはほど遠い時代で、循環器や呼吸器の医師でもバンバン吸っていました。
かくなる私も口腔がんの患者さんを前にして「がん治療の第一歩は禁煙です」などと宣った直後、医局でタバコを吸っていた1人です。
大学病院を離れて現職についた時はすでに非喫煙者でしたが、この医院でも空気清浄機の前でモクモクとやっていたのが何人かいました。
でもそれも昔の話で、当然の事ながら現在は院内完全禁煙です。
「男性」、「60歳代」は別とし、回数の多い当直や飲酒、運動習慣がない、ということはこれ自体がストレスの溜め込みではないかと考えます。
私も長きに渡る当直生活を送りましたが、ついぞ慣れるということがなく、当直当日の朝はとても憂鬱だったことを思い出します。
そしてそんな日はタバコの本数も多かった気がします。
仙人じゃあるまいしストレスフリーな生活なんて望むべくもないので、なにかタバコに替わる解消法を見付けないといけませんね。
今の私のそれはスポーツクラブ巡り、一月5件ほどグルグル廻っています。