こんにちは、舘林です。
毎年院内で何人かはかかってしまうインフルエンザ。
スタッフの欠員で診療上戦力ダウンになるのも困りものですが、患者様にうつしてまっては大変ということで、各自に任せていたワクチン接種を昨年は院内で実施いたしました。
注射は私が担当し、40名ほどに行いましたが中にはとても痛がり屋さんがいて、される方も大変でしょうけど、する方も気を使って大変でした。
ところで鼻腔に噴霧するタイプのインフルエンザワクチン(国内未承認)を輸入して使用する医療機関が増えつつあるそうです。
このワクチンは、アメリカMedImmune社が製造販売している「フルミスト」という、アメリカでは2003年に承認されている製剤です。
国内でも経鼻ワクチンの治験が行われていますが、登場時期はまだ先となるようなので、痛がり屋さんは当面この「フルミスト」に頼る以外手はありません。
来年の院内ワクチンはこれで決まり! 私も気を使わずに済みます。
でも適応年齢が2歳以上、49歳以下。
残念ながら岡田先生は適応外なので、来年も痛い思いをしてもらわねばなりません…。