こんにちは、舘林です。
学生の頃からですが、微生物とか抗生物質というとなんとなく面倒くさく、これまでおざなりにしてきた分野でした。
それでも医療人としては備えていないといけない知識なので、学会に参加したり、抗菌化学療法認定歯科医というあまりハードルの高くない資格を取得したりしました。
で、このほどこの資格の認定団体である(社)日本化学療法学会が、歯科医にも医師と同じく指導医資格の門戸を開きました。
もちろん、お医者様と同じ試験に合格したらですが…。
この分野に抱いていたモヤモヤ感をスッキリさせるには、試験でも受けるつもりで勉強しないとダメだろうということで、準備をして、このたび指導医試験を受験して参りました。
試験の方はというとあまり手応えが感じられず、こういう場合の結果は得てして良くないものです。
感染症を日常的にやっている先生方にこそふさわしい資格で、半ばあきらめ気味でいましたが、昨日配送された結果通知書にはなんと、「合格」の2文字が !!
プチ神風が吹きました。
応援した下さった岡田先生、テキストのカバーを作って下さった伊藤さん、口頭試問をして下さった松原さん、麻酔業務を代わって下さった堤先生e.t.c.、ありがとうございました。
この知識が患者様のため、そして医院のためになるように頑張ります。
でも、こういった資格試験は過去にも何度か受けてきましたが、終わった後の疲労感が年々ひどくなってきています。
子供なら「知恵熱」ですが、おじさんだから「知恵胸焼け」といった感じです…。