インプラントの生体材料としては「チタン」が使われています。いろいろな生体材料がある中で、チタンは非常に親和性が高い材料として知られているので、インプラント治療のように、骨に金属部分を埋め込む場合には、拒絶反応などの心配が少なくなる、というメリットがあります。
ただし、チタンは、金属の中でも非常に効果なので、自由診療を基本としているインプラント治療では、どうしても費用自体が効果になってしまうというデメリットがあります。一般的にインプラント治療では、歯1本当たりの治療費が10万円を超えることも珍しくないので、しっかりとした治療を心掛けるようにすることが望ましいといえます。
インプラント以外にも、ブリッジなどのいろいろな治療法がありますが、インプラントでしか、歯を根本的に回復することができないケースもあるので、状況によって治療を選ぶようにすることが望ましいといえます。
いろいろと治療の方針や自分に合った治療とはどのようなものであるのか、ということを判断できるようにしておくことで、根本的により望ましい治療ができるようになります。
インプラントの生体材料としてチタンは非常に優れている材料の一つですが、加工自体が非常に難しく、特殊な技術がいることでも知られています。
このチタン素材を取り扱っているインプラントのメーカーも日本製と海外製があり、それぞれに特徴と金額的な格差があるので、その条件なども合わせて確認しておくようにすることで、選択肢を広げることができるでしょう。